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SONY α9 + Photo + BLog

ベルビアの魅力はわかりやすい「映え」

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FUJIFILM X-T20 FUJINON XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
129.2mm F2.8 SS1/1500 ISO200

ベルビアの鮮やかさはとてもわかり易いのです。
はっきりと見た目が良くなりますので、一見して見栄えの良い写真が出来上がります。
本物以上の色を味付けしてくれ、春も秋も夏になります。

あまり使いすぎると、実際の色味との違いに違和感がすごいことになりますが。。。

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"XF 56mm"が富士フイルムを使い続ける理由

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FUJIFILM X-T20 FUJINON XF 56mm F1.2 R
56mm F1.2 SS1/85 ISO640 PRO Neg.Hi

APS-C専用設計であるため、圧倒的な明るさでありながら、とても小型で安価なレンズになっています。
このレンズがあるからこそ、富士フイルムから離れることができないでいます。

写りはとても素直で、散らかった机の上もうまくごまかして(?)くれます。

このレンズの派生レンズでもあるAPDを使っていたことがあるのですが、こちらのレンズは

  1. 高速な位相差AFが使用できる
  2. 実際の明るさはAPDよりも優れている
  3. そのうえ安価

これらの理由から、無印の56mmを購入しました。

ほぼカメラに付けっぱなしになっているほどお気に入りのレンズです。

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X-T20で試すACROSの味

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X-T20 FUJINON XF 56mm F1.2 R
56mm F1.2 SS1/85 ISO320 ACROS−R

富士の”ACROS”はとても贅沢な写りを提供してくれます。
はっきりいうと言葉で何がいい!なんて言い表せないのです。
ただ、富士の魔法にかけられたとしか言いようがありません。

日常をドラマチックに表現してくれるモノクロの世界は、写真表現としては”ちょっとずるい”のです。
そんなモノクロの中でもこの”ACROS”は”もっとずるい”モノクロ写真を取らせてくれます。

もともと、富士フイルムの絵作りは明暗の表現が素晴らしいので、モノクロ写真との相性も抜群だと思っています。
そんなリッチなACROSの味を気軽に楽しめるX-T20は、やはり写真を撮ることが楽しいミラーレスカメラですね。

フィルムシミュレーション

モノクロの世界ではフォトジェニックな対象も、カラーの世界では普通の写真ということもあります。

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PROVIA

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Velvia

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ASTIA

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CLASSIC CHROME

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PRO Neg.Hi

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PRO Neg.Std

はっきりくっきりとしていない被写体である”ブロガーズトート”ですので、ベルビアでの表現が美しいです。
また、クラシッククロームの独特の色は、見れば見るほど引き込まれるものがあります。

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左から、アクロス、プロビア、ベルビア、アスティア
フィルムシミュレーションの答えを求め続けたいと思います。

カメラバッグが好きすぎてカメラバッグを使わなくなった私は”ブロガーズトート”を愛用している(Film Simulation)

カメラ機材が増えるたびに、またはカメラ機材を変えるたびに、その持ち出し方法に工夫が必要となってきます。
カメラバッグを試すことも好きなため、自宅には数多くのカメラバッグが溢れています。

「重たい機材を持ち出すのにはこのカメラバッグ…」
「近くの公園に子供と散歩に行くだけだからこの小さいカメラバッグでいいか。でも水筒はどうしよう…」など。

用途に合わせてカメラバッグを使い分けていて、まるで使いこなせている気でいました。
しかし、その都度、中身を入れ替えるのは面倒ですし、なにより持っていくバッグを考えることが無駄な時間でもありました。

そんなカメラバッグ好きの私が今使っているバッグは普通のトートバッグ”ブロガーズトート”です。
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FUJIFILM X-T20 FUJINON XF 16mm F1.4 R WR
16mm F1.4 SS1/60 ISO500 PRO Neg.Hi

”普通”と書きましたが、特殊なバッグかもしれません。
superclassic.jp

非常に大容量で、大小各種のポケットやペットボトルスペースもあります。
外側はPUコーティングがされており、耐水性や耐候性も非常に高く、ある程度雑に扱っても汚れることもありません。
最大の特徴は、容量に比べ軽量という点です。

外寸 高さ 35cm × 横幅 42cm × 奥行 15.5cm
内寸 高さ 35cm × 横幅 41.5cm × 奥行 15cm
重量 590g

大型のバッグですが非常に軽量で、同容量程度のカメラバッグと比べるとバッグ自体で1kg程の重量差があります。
あまりにもカメラバッグが好きすぎるあまり、カメラを運ぶのはカメラバッグという固定観念にとらわれていたようです。

もちろん、カメラやレンズをそのまま入れるのは抵抗がありますので、インナーケースを併用しています。
これもいろいろなケースを試してみましたが、今はDOMKEのインナーボックスを使っています。
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FUJIFILM X-T20 FUJINON XF 56mm F1.2 R
56mm F1.2 SS1/60 ISO1250 PRO Neg.Hi

奥行きのあるバッグなので、奥行きのあるDOMKEのインナーボックスは相性がよかったのです。

カメラバッグには”沼”が存在するのですが、まさかその沼の底が、カメラバッグではないとは思いもしませんでした。

Film Simulation

上記バッグの画像は”PRO Neg.Hi”で撮影したものです。
他のフィルムシミュレーションは次のようになりました。

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PROVIA

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Velvia

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ASTIA

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CLASSIC CHROME

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PRO Neg.Std

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ACROS

全面グレーのバッグですので、はっきりいうとほとんど代わり映えしない画像となりました。
そんな中でも、色合いが一番実物に近いのはASTIAでしょうか。
人物でも風景でも、自然にキレイな写真が取りたいときにはASTIAを選ぶことをおすすめします。

X-T20でFilmSimulationをシミュレーションするブログへ

D500を使おうかと思いましたが、やはりミラーレスカメラの利便性と、富士の絵作りが忘れられず、もうしばらくX-T20を使っていこうと思います。

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FUJIFILM X-T20
FUJINON XF 16mm F1.4 R WR
16mm F1.4 SS1/60 ISO640 CLASSIC CHROME

富士フイルムのミラーレスカメラを使う上で、私自身もまだまだ使いこなせていない”フィルムシミュレーション”を学んでいこうと思い、主なフィルムシミュレーションの絵作りの違いを比較していこうと思い立ちました。
上の写真はカメラ内でフィルムシミュレーションをクラシッククロームに設定して撮影した写真です。
若干のパラメーターの変更を加えています。

ハイライトトーン +1
シャドウトーン −1
カラー −1
シャープネス +1
ノイズリダクション −3

このパラメーターのまま、フィルムシミュレーションだけを変更したのが、以下の写真です。
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PROVIA

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Velvia

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ASTIA

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CLASSIC CHROME

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PRO Neg.Hi

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PRO Neg.Std

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ACROS

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どのフィルムシミュレーションもそれぞれに味があって良いんですよね。
写真によるフィルムシミュレーションの味付けの違いを追っていきたいと思います。