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開放バカには最高な富士フイルム「X-T20」と「XF 56mm F1.2」の組み合わせ

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FUJIFILM X-T20 FUJINON XF 56mm F1.2 R
56mm F1.2 SS1/6000 ISO200 ACROS

レンズの開放値ばかりで撮影する通称”開放バカ”です、私は。
大口径単焦点レンズは特に、絞って使うことがもったいないとの想いや、無駄にボケボケの写真が好きな”初心者から脱していない”ためでもあります。
特に超大口径ともいえるF値1.2のXF 56mmは、開放の写りが素晴らしいこともあって、ほぼ開放ばかりで撮影しています。

この素晴らしいレンズに組み合わせるボディはX-T20なのですが、シャッタースピードに関しては中級機であることが否めません。
カニカルシャッターの最高速は「1/4000秒」となっており、上位機種のと比較すると少し物足りないところです。

しかし、電子シャッターに目を向けると一気に他社のフラッグシップをも軽く凌駕する性能を見せ始めます。
「1/32000秒」
この数字は、電子シャッター以外には考えることができなかった世界であり、F1.2との相性が抜群なのです。

今回の掲載写真も、シャッタースピードは1/6000秒となっており、メカニカルシャッターでは撮影できなかった写真です。
晴天の屋外だと、電子シャッターを搭載していなければF1.2の開放を味わうこともできないことになります。

そんなわけもあり、開放バカには最高な組み合わせでもある両機のおかげで、実に楽しいカメラライフを送ることができています。


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フィルムシミュレーション

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CLASSIC CHROME
クラシッククロームの様な絵作りを標準で搭載しているメーカーは富士フイルムくらいでしょうか。
この、枯れた表現はどんな被写体を撮影しても”物語を感じさせる”ものになりますので、富士フイルムの特権ですよね。

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PRO Neg.Hi
もはや私のスタンダードとなったフィルムシミュレーションがこのプロネガハイです。
やわらかなコントラストと色乗りが、どの被写体でも外すことがなく、特に子どもたちの顔の色味の表現が素晴らしいのです。
ポートレート用のフィルムシミュレーションとして、富士フイルムは「ASTIA」「PRO Neg.Hi」「PRO Neg.Std」を用意しているのですが、コントラストのあるASTIAと、ないPRO Neg.Hiは明確な使い分けができます。