CoNaLog

SONY α9 + Photo + BLog

FUJIFILM X100Tを導入 X100シリーズ3代目はどのように進化しているのかを簡易レビュー

masking-tape
Fujifilm X100T(クラシッククローム
ƒ/4.0 23.0mm SS1/60 ISO640

X100Tを新規購入

先日までFUJIFILM X100"S"を使用していましたが、理由あって手放してしまいました。
それは、本格的に富士フイルムのXマウントのミラーレス一眼をメイン機種として使用していこうとの考えから機材整理を始め、手放してしまいました。
しかし、やはり動体を撮る機会もまだまだ多く、ミラーレス一本に決めてしまうのは時期尚早かとも思われましたので、もうしばらくニコンをメインに据える決心をしたからです。

すでに機材入れ替えのために手放してしまったX100Sでしたが、その素晴らしい携帯性と描写力のバランスを思い、再購入の機会を伺っていたところです。
そんな時、家電量販店でX100Tの実機に触れる機会があり、何度かシャッターを切ってみたところ、自然とお持ち帰りの運びとなってしまいました。

こうして、X100Sに続いてX100Tを手にする機会に恵まれましたので、またしばらく使用していこうかと思っています。

X100シリーズ3代目の"T"は撮影すること自体が楽しいカメラ

先代の"X100S"でも感じられたことですが、このシリーズの特徴は「撮影が楽しいカメラ」という部分があると思います。
もちろん、富士フイルム特有の発色から生まれる写真も素晴らしいのは当然です。
その写真を撮るという行為自体を楽しませてくれるのがX100シリーズのいいところでしょうか。

X100シリーズ最大の特徴がファインダーです。
素通しのOVFから望む景色は、それだけでいい写真を撮らせてくれそうな気になります。
もちろん、厳密なフレーミングを望むときはEVFに切り替えるだけでよく、全く隙のないファインダーとなっています。

シャッターフィーリングも格別で、レンズシャッターの小さな響きが、一眼レフになれた身にはとても新鮮です。
「チッ」と耳を澄まさなければ聞こえないほどの小さな音は、いかにもブレとは無縁の存在です。
ただ、レンズシャッターという機構のため、F値開放付近では1/1000秒より速いシャッターは切れません。
しかし、減光3段分のNDフィルターを標準装備していますし、このX100Tからは電子シャッターも搭載されていますので、1/32000秒までは自動的に対応してくれます。

マニュアルフォーカスも積極的に使いたくなるのが不思議なところです。
今では当たり前になりつつある「フォーカスピーキング」の機能や、「デジタルスプリットイメージ」も備えたX100Tなので、マニュアルフォーカス自体もまったく苦になりません。
むしろ、商品コンセプトから言うと、じっくり1枚ずつ撮ることが望ましいのかもしれません。
その点からもマニュアルフォーカスはとても様になります。

常時持ち歩けるカメラとしてX100Tを使っていく

いつも鞄の中に入っているカメラとしてX100Tはとても贅沢なカメラかと思います。
そんな使い方ができるのであればこれほど幸せなことはありません。
これからどんどん使っていき、気がついたことがあれば記事にしていきたいと思います。


スポンサードリンク